2024.11.15NEW
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2024年6月7日(金)宇部警察署にて、特殊詐欺を未然に防いだとして、コンビニのアルバイト店員で、情報工学科1年生の学生に警察署長から感謝状が贈られました。
学生は4月、高齢の男性客が購入しようとしたプリペイドカードが高額だったことから、詐欺を疑い、店長に相談して警察に通報しました。
男性客は、「女性とやり取りするために、電子マネーを購入したい。買い方を教えてほしい。」と言ってコンビニに来店し、SNS上で知り合った女性から電子マネーを買うよう、迫られていたということです。
学生は「普段から、高額の電子マネーを購入するお客様には、詐欺ではないかと一声かけるようにしていました。その結果、今回特殊詐欺を未然に防ぐことができました。これからもこの声掛けは続けていきたいです。」とのことでした。
学生は、各マスメディアからも取材を受けました。
情報工学科には、企業や組織などで保有している情報全般(情報資産)を、安全に保つ取り組みを学ぶ「情報セキュリティ」の授業があります。
相手の攻撃手法を知ることが、情報セキュリティでは最大の防御となります。
今回学生は、特殊詐欺の犯人は身近に潜んでおり、焦らして購入を迫る手口を体験できました。
学生の勇気ある行動は、特殊詐欺から身を守るための大切な一歩であり、私たち全員にとって心に響くエピソードです。
皆さんも警戒心を持ち、情報セキュリティに対する知識を深めて、安全なオンライン環境を整えましょう。