「お迎え現象」　～介護福祉学科２年生～

2013.02.05
お知らせ

こんにちは
介護福祉学科２年生は、先週、後期試験が終了しました
ところで、２年生の科目の１つ「こころとからだのしくみＤ」について・・・
以前、「終活」「エンディングノート」等についても勉強している・・とお伝えしました。
そして、その後さらにもう１つ
・・・昨年、初の学術調査が実施されたとして、
ＮＨＫなどでも取り上げられた「お迎え現象」についても勉強しました
「死を前にして、すでに亡くなった両親や友人、昔かわいがっていたペットが会いに来た」・・・　　　
・自分にも是非「お迎え」が来てほしい。できたら家族が良い・・・
・このような非科学的なことは、まったく信じられない・・・
・自分の身の回りでも、このようなことを聞いたことがある・・・
・このことが学術的に研究され、認められていることに驚いた・・・　　などなど、学生たちの思いは様々
その中で・・・このような　　感想が寄せられました
　　超高齢社会において在宅での看取りが増えている中で、
　　　　現代に生きている人、特に介護・医療に関わる人たちには、
　　　　根拠のある介護の実践のみならず、
　　　　「人間は肉体を携えた霊的存在である」という
　　　　スピリチュアリズムの身体観を持った教育も同時に行っていく必要があると思った。
　　この世とあの世の共通点を見出して送られ、旅立つ準備ができた・・・ということだろう。
　　　　そう思うと、幼少からの宗教に対する教えについても考える必要があると思った。
「最期は穏やかに・・・安らかに・・・」皆、思いは同じです。
人の死の場面に遭遇する可能性もある介護福祉士として働く学生たちにとって、
重要な機会だった「死についての学び」でした