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お知らせ

「呉」。 ~社会福祉士通信課程~

こんにちは    教員のトクヒサです。
寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、過日、今年の漢字が発表され、「」が選ばれたようですね
「ロンドン五輪の金メダルや、山中伸弥・京都大教授のノーベル生理学・医学賞受賞など、
たくさんの『金字塔』が打ち立てられたほか、932年ぶりに金環日食が観測されたり、
消費税や生活保護など金をめぐる問題が起こったりしたことも理由になった」
(2012年12月12日 ヨミウリ・オンラインより引用)とのこと。
確かに、ロンドン・オリンピックの日本人選手の活躍や、山中先生のノーベル賞受賞は、
本当に素晴らしいと思える出来事だった一方で、
「税と社会保障の一体改革」の名のもとに決議された消費税増税や、史上最多の受給者数を更新し続けている生活保護問題など、私たち国民にとっても重要な課題もありますね。
ところで、私にとっての今年の漢字は、「
社会福祉を学ぶうえで、「呉」といえば、「呉秀三」ですね????
「YAHOO!百科事典」によると・・・
「呉修三は精神医学者、医史学者、東京帝国大学教授。
1890年(明治23)帝国大学医科大学を卒業、精神病学教室に入る。
1897~1901年とヨーロッパに留学して、脳研究法と新しい精神医学体系とを導入した。
帰国して帝国大学教授および東京府巣鴨病院長に任ぜられた。
1902(明治35)年には日本神経学会(現日本精神神経学会)を創立し、精神病者慈善救治会を組織した。
樫田五郎との共著『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其(その)統計的観察』1918(大正7)年は、
座敷牢を公認している精神病者監護法および国家・社会の無策を厳しく批判した。
わが国精神医学の建立者とされる。」・・・とされています(一部割愛)。
著書『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』での、
わが国十何万の精神病者はこの病を受けたるの不幸のほかに、
この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし
」という言葉は、あまりにも有名です。
当時、精神障害を抱えておられる方は、精神病者監護法によって、
私宅監置(自宅に専用の部屋を設けて、そこに閉じ込めて警察が管理する)されていました。
その悲劇を、呉は先ほどの言葉にしたというわけです。
なお、呉秀三の功績については、第17回(2005年)の社会福祉士国家試験に出題されています。
今回の社会福祉士国家試験の広島会場は、呉市の大学となりました。
利便性においては疑問ですが(呉に所縁のある方、申し訳ございません…)、
もしかしたら出題されるかも~
みなさん、合格して「