「統合演習」　～看護学科３年生～

2012.09.13
お知らせ

こんにちは
今、ロビーにある花　　　「吾亦紅（われもこう）」と言います。
ご存知ですか？？？
　　　
写真の向かって右上の花です。確か、歌にもありましたよね
さて、看護学科３年生は、そろそろ実習が最終段階を迎えます
いよいよ後の実習「統合実習」が近づいてきました
今までの実習は、それぞれの領域（たとえば小児看護、母性看護、成人看護などの実習）で、３週間ごとにローテーションしながらの実習でした。
その実習では、一人の患者さんを受け持たせていただき、情報収集した中からアセスメントし、看護上の問題点を見つけ、看護の計画を立案した上で、実際に患者さんに看護を行う・・・といった実習を繰り返します。
それが、「統合実習」では、今までの実習とは異なり、複数受け持ちの患者さんのケアをします。
その為、学内で「統合演習」という授業が企画されています。
今日はその演習を、チェック表を用いて採点しました。
１年生の時の技術チェック時には、血圧計の扱いひとつ十分にできず、ましてや患者さんに心を配るどころでは無い状態でした。
しかし、３年生の今、１０分間という制限時間の中で、手際よく機材を用い、「今自分はこの患者さんの訴えをどのようにアセスメントしていくのか」という視点に全神経を傾け、同時に患者さん（演習時は学生同士で行います）への思いやりを一生懸命表現している姿に強い感銘を受けました。
３年生の成長ぶりには目をみはるものがありました
本当に成長しています・・・
これは、本人の努力はもちろんですが、指導に当たった先生方、そして実習先の皆さん、何よりも患者さんのおかげと心から感謝しています。
もちろん、いざ臨地に出て行くと、学生同士で行うこととは違った難しい問題もあるでしょう。
でも、３年生の皆さん！　自信を持ってください。　　貴方たちならできる　　
心からそう思います