2025.01.06NEW
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こんにちは
11日は「鏡開き」ということで、もうそろそろお正月気分も終わりですね~
今日は、石橋校長との話の中から・・・「お節料理」の1つについて
昨年、宇部方面へ出張した時、懐かしい景色を見ました
ある家の軒先に下がった干し柿 昔は田舎のどの家にも、干し柿が吊るしてありました。
今の若い人は干し柿を知らないかもしれません。
もちろん店頭で売ってあるものや、お正月の鏡餅や飾り物に添えてあるのは知っていると思いますが・・・。
我が家では、元旦は「おめでとうございます」という父の挨拶の後、
いくつかに裂いた干し柿にお茶を入れいただくのが風習でした。
父の話では柿本人麻呂のように素晴らしい人物になるように・・・との謂れからだそうですが・・・
その後、大人はお屠蘇をいただき、子どもや他の家族は、お雑煮やお節料理をいただいていましたよ~
さて、この「干し柿 」・・・実は、お節料理の中にも入っています
ご存知の通り、お節料理は「お正月に食べるお祝いの料理」ということで、重箱に詰められていることも、その食材の1つひとつにも、すべてに「めでたい理由」があります。
例えば・・・鯛(たい)は「めで『たい』」とか、昆布巻きは「よろ『こぶ』」とか・・・
その中で「干し柿 」は~ ・・・長寿への願い なんだそうです。
干し柿 のシワを高齢者の肌に見立てた、柿の木が長寿であることが理由だとか・・・
学生の皆さん!
実習に行ったとき、こんな話を高齢者の方としてみては
きっと懐かしんでくださいますよ。
日本の文化を継承していくのは皆さんなのだから・・・
* 他の食材の「めでたい理由」も、調べてみると面白いですよ~