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こころとからだのしくみ ~介護福祉学科2年生~

こんにちは
秋はセンチメンタルな季節・・・なんて言いますが・・・
日ごとに募る寒さと、日の短さが、そんな気持ちにさせるのでしょうか
そんな日々の中で、介護福祉学科2年生・・・最後の実習が終わり、後期の授業が進んでおります。
その中の1つ、「こことろからだのしくみ」について・・・
この科目は、1年生から行われている科目なのですが、
2年生の最後の授業となり、「死」がテーマとなっております。
「死生観を明確に持ち、死に行く人を受容できるような寛容、寛大な心を養う」ことを目標に授業は進められています。
その授業内容は・・・「死の定義」「尊厳死について」「終末期について」「死生観について」と進み、
最終的には・・・「終末期における生活援助者としての介護者の役割」に至ります。
以前、看護学科の教員に「エンゼルケア」の講義をしてもらいましたが、
その講義もこの授業と繋がっています
ところで、皆さんは「終活」という言葉をご存知ですか
最近、発表されました「2012年の流行語大賞」にもノミネートされている言葉の1つです。
確かに、最近新聞紙上等でよく目にする言葉となりました
終活」とは、残りの人生をよりよく生きるため、葬儀や墓、遺言や遺産相続などを元気なうちに考えて準備するという意味。
実は、3年前に週刊誌が使った「造語」なのだそうです。
それが、ドキュメンタリー映画「エンディングノート」(2011年)で一躍話題になり、今や流行語大賞にノミネートされるまでになりました。
最近では、急逝された流通ジャーナリストの金子哲雄氏が、完璧に「終活」をされていた・・・
自分のお通夜の仕出し料理まで厳選されていた・・・ということが話題になっていましたね~
また、ある地域で「終活」フェアを開いたところ、300人もの人が訪れたそうです。
それから、「エンディングノート」とは、万が一の時に備えて、家族へのメッセージや終末期医療の方針、葬儀や墓のこと、保険や財産に関する情報などを書き留めておくというもの・・・
現在は、葬儀・相続の件などと一緒になった雑誌等が販売されています。
つまり、「死」のとらえ方も、時代の流れとともに変化しているということですよね~
このような社会の流れと、現代の考え方も学びの中に入っています。
そこから、利用者ご本人、ご家族等のことを考えながらより良い介護ができるよう、学生たちは勉強します。
そんな学生たちの反応の大半は・・・「難しい」。
しかし、難しくても、目をそむけることはできないことです
これから授業が進むと・・・「緩和ケア」「お迎え現象」等々に入ります。
しっかり勉強して、自分なりの死生観を持ってほしい・・・と願っています