2025.01.06NEW
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長門市出身の童謡詩人、金子みすゞの有名な詩である「こだまでしょうか」をご存知ですか?
「遊ぼう」っていうと「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと「遊ばない」っていう。
そうしてあとでさみしくなって「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう
こだまでしょうか?いいえだれでも。
私たちは多くの人とのかかわりの中で生きています。
学生の皆さんもクラスメイトとの人間関係の中で、日々生きていますね。
これから皆さんが目指している
「看護職」や「介護職」も職場の仲間や多くの患者さん、
利用者さんとの関係性のなかで仕事をしていきます。
時には、自分の考えや思いと合わない人や、
自分を嫌っているのではないかと思えるような人との出会いもあるでしょう。
思いもよらない言葉を発せられたり、行動をとられたりして、
気持ちが落ち込むこともあるかもしれません。
「あの人とは合わない。いやだな。」
という思いが生じることもあります。
そんな時には、ちょっと胸に手を当てて考えてみましょう。
なぜ相手の人は、このような言動をするのだろうか、
自分の言動がこだまのように自分にはね返っているのではないだろうか、と。
静かに落ち着いて、相手の気持ちを推し量ってみましょう。
思いやりの気持ちと優しい言葉は、こだまのように返ってきますよ。きっと。