2025.01.06NEW
YIC看護福祉専門学校についてはこちら。
こんにちは。 校長の石橋です
先週はユリの花が満開
「受付」を彩ってくれました・・・。しかし、最近は暑くてお花がなかなか持ちません。
さて、「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が2009年12月に発売されました。
これを読んだ人はとても多いと思います。ベストセラーでしたもんね!
私は、ずっと昔(1969年)に発売された上田惇生氏訳の「マネジメント」を読んでいたので興味があり一度購読しました!
・・・そして、先日、夏の甲子園に向けての準備を取材した番組を見て、
もう一度「もしドラ・・・」を読み返してみました
・・・主人公の女子マネージャー「みなみ」が、弱小野球部をなんとか甲子園に連れて行きたいと思い奮闘する物語
文中に「・・あと半年で、野球部を甲子園に出場できるレベルまで引き上げることはできない。だとしたら、野球部を甲子園に出場させるためには、野球部ではなく、高校野球の方を変えてみる必要がある。そこでみなみは、どうやったら高校を変えることができるかを考えた。・・・」
・・・という一節があります。
そして、そこには「イノベーション」(刷新・新機軸・技術革新)という言葉が出てきます。
そこで、「みなみ」は「高校野球の古いものを捨てる」ことを考え、実行するのです。
さて、当校看護学科第1期生が国家試験を迎えるまで後7か月です。
先輩がいない分、ゆったりしているように見える(本当は真剣かもしれませんが)3年生に対して、教員は、もう少し必死に取り組んでほしいという思いで一杯のようです。
「全員卒業させて、国家試験に通すために何をすべきか」
お昼ご飯を食べながらも、先生たちはあの手この手で戦略を考えています。
今のところ、国家試験のシステムを変えることはできないので、学生の学習方法を変えていく必要がありますね。
そして、国家試験合格の後は、憧れでは終わらなかった「看護師」という自分がいるのです
・・・これは、平成28年の1月から始まる介護福祉学科の国家試験受験も同様でしょう。
(当校のような養成施設を卒業しても、国家試験合格をもって「介護福祉士」となる)
「できない、できない」と思い込んで、何もしない・・・
「分からない」と言って、とばす・・・
・・・こんな人は「終わっている人」・・・と、先日受けた就職活動セミナーで講師の方が言っていました。
国家試験ですから、それに至るまでに困難はつきものです。
そこには「できない」から、「分からない」からではすまされないものがあります。
「古いものを捨てて、新しいものを取り込んでいく」・・・
どうやったら国家試験に合格できるのか、「みなみ」のように考え実行してみましょう
・・・とは言え、先人の知恵には素晴らしいものがあります。
関わっている教職員はすべて国家試験受験体験者
先生方がどのように勉強されたか・・を聞いてみるのも良い方法です。
そして、実行
・・・・・そうだ! 今度、取材してみよう・・・・(クガ)
みんな、頑張れ
全員の合格を心から祈っています