YIC看護福祉専門学校についてはこちら

tel:0120-500-294

今後の予定|
7月13日(土)、7月17日(水)
以降の予定| 7月20日(土)、7月23日(火)、7月28日(日)、7月29日(月)、8月1日(木)、8月2日(金)、8月3日(土)、8月7日(水)、8月10日(土)、8月20日(火)、8月21日(水)、8月24日(土)
今スグ!お申し込み

お知らせ

エンゼルケア ~終末期ケア~

こんにちは
台風の影響でしょう・・・
風が強く、雨がひどくなりました
介護福祉学科では今週から授業開始
皆、まだ本調子・・・といわけではなさそうですが、来月早々にある科目の単位修得試験に向けて、順調に授業はスタートしております!!
さて、今日は、介護福祉学科2年生の「生活支援技術Ⅱ」という講義の中で行われた「エンゼルケア(終末期ケア)」についてご紹介します
今日はこの講義のため、看護学科の教員が1コマ授業して下さいました
    P1060455.jpg    P1060457.jpg
・・・終末期を迎えた利用者の方に介護者として何ができるのか?
人は必ずいつか死ぬものであることを知りながら生きています。
生と死は人生の始まりと終わりで、それぞれの個別性を持っています。
その支援をするには、利用者の方が今どうありたいのか、どう生きたいのか、
その方のニーズを知る必要があります。
では、具体的に終末期にはどのような支援ができるのか・・・
介護者の役割として・・・
① 個人の尊重
② 日常生活の継続支援
③ 全人的苦痛の緩和
④ 傾聴・肯定・共感・共有支援
⑤ 家族支援
の5つが挙げられます。
③の「全人的苦痛」の中には「スピリチュアル・ペイン(魂の痛み)」というものもあります。
また何かをするということではなく、「そこにいる」ことが大切であり、その人の死から目をそらさずとどまるという勇気も介護者には必要です。
それから、死を受け入れるのは本人だけではありません。
ご家族へのケアも大切な支援で、介護者はその役割も担います。
「悲嘆ケア」は死の宣告を受けたその日から始まります。
残される家族の死別後の悲しみを、少しでも軽減したり、癒したり・・・
人生において次のステップを踏み出すことをサポートする支援です。
エンゼルケアの講義を受け、「最後に私の人生は素晴らしかった・・・」と思える死を迎えていただくためには、
その方を尊重し、深く考え、受け止める強い力が必要だと改めて感じました。
技術や知識だけでなく、「こころ」がそなわってることが大切だと感じました。
講義を受けた学生たちには、真剣な表情が見られました
生と死は同じ線上にあること、死を介護の視点でどう受け止め、何を支援するのか、
一人ひとり考えが深まったのではないでしょうか・・・
「生活支援技術Ⅱ」の担当教員であるマツザワ先生からのコメントでした
「介護」と言っても、様々なことがあるのですね~