リキの話

2014.03.05
お知らせ

　久々に愛犬リキ（黒ラブラトール）の登場です[emoji:v-352][emoji:v-352]

生後３か月を過ぎて、初めてリキが我が家に来てからもう９年目です。
外に出すことができる様になると、よく裏庭で遊ばせていました。
塀の外の道は、近所の方が犬の散歩でよく通られます。
リキは犬が通るたびに尻尾を振って塀のところへ走って行っていました。
中でも、白のラブラトール３歳の「けんた」君が大好き[emoji:v-344]で、
通りかけるとちぎれんばかりに尻尾を振って、塀に鼻を押し付け、
かまってほしそうにしていました。
その頃は「けんた」君も黙って近づいてくれていました。
リキは、生後６カ月たったころから、犬の訓練所に８か月預かってもらい、
いわゆる（しつけ）をしてもらうことにしました。
　その間「けんた」君に会う機会はなくなりました。
訓練期間を終えたころには、リキは立派な成犬。訓練もしっかり終えています。
しかし・・・
今は、小型犬がリキに気づき、激しく吠え立てても知らぬ顔をしているくせに、
「けんた」君が通ると大変。猛烈な勢いで泣きます[emoji:v-356]
もちろん「けんた」君も激しく威嚇していました。
　飼い主同士で、「なんでこんなに気が合わないのでしょうね・・・[emoji:v-388]」
とため息をつくくらいに。
その内、「けんた」君の散歩コースが変わり、
リキもできるだけ出会わないように散歩コースを変更しました。
　ところが、いま「けんた」君は１１歳、歩くのもかなりゆったりしてきています。
今では、お互いにまったく無関心になってしまいました。
老年期に入り、ようやくお互いを認め合うこと、
許しあうことができるようになったのでしょうか。
「けんた」君に限らず、いつも散歩で見かけていた犬が、
次第に年取っていくのを見ると、わびしい限りです。
でも、リキちゃんだけは、白髪が一杯になっていても、
いつも甘えん坊の我が家の末っ子ですが[emoji:v-410][emoji:v-219]