2024.12.25NEW
YIC看護福祉専門学校についてはこちら。
7月に上海市医薬学校から14名の生徒と2名の先生が本校で介護の基礎を学ばれました。(その様子はこちら)
その医薬学校で9月から介護の学科を立ち上げられるということで、それを指導する教員を対象にした介護の研修をYICで行ってほしいとの依頼があり、5日間の介護基礎研修を上海市医薬学校で行いました。
実際には医薬学校の先生方、近隣の高齢者施設の管理者の方々、また日本より遠い北京の方にある学校の先生(老年看護を教えている看護師さん)など20名近くの方々が参加されました。
中国には、日本のような介護福祉士という国家資格制度はありませんが、高齢化は進み特に上海市では高齢化率(上海では60歳以上)が30%を超え、日本同様大きな社会問題となっているとのこと。その中で、日本の介護の現況や実際の介護技術に関しては非常に大きな関心を持たれ研修に参加されました。その様子を一部ご紹介いたします。
上海市医薬学校のマオ副校長(昨年本校にも来校されました)
1日目は主に日本の介護の現状(介護保険制度、資格制度、施設の状況など)をお伝えしました。
技術演習も「ボディメカニクス」「人の自然な動き」をキーワードに根拠をもった技術を体感していただきました。
5日間受講された方々は修了証を授与
YICからの講師陣です。
おまけ 「ザ・中国の朝」毎朝散歩に出かけたのですが、近くの深源スタジアムの周辺には体を鍛えている高齢者の方々がたくさん・・。健康に対する意識の高さを感じました。実はこの散歩中(研修初日の朝)にホテルのキーカードをなくしてしまい大騒ぎ・・30分くらい探しまくってようやく発見。ポケモン探しよりよっぽどスリリングな上海の朝でした・・。