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社会福祉士を目指すなら・・・ ~社会福祉士通信課程~

こんにちは
5日から開始している社会福祉士通信課程の実習・・・
現在、お二人の学生さんが実習に出ていますが、その中の一人は、病院での実習です
そして今、季節は秋 
・・・秋と言えば・・・と考えて、皆さんは「何の秋」を思い浮かべますか
私はですね~  やはり「読書の秋  」ですかね~
ということで、この2点(①社会福祉士通信課程の実習が必要な学生さんの一人が、現在病院で実習中。②「読書の秋」)・・・を踏まえて、社会福祉士通信課程の専任教員トクヒサ先生に、1つお題を出してみました。
『社会福祉士通信課程の皆さん、もしくは社会福祉士になりたいと思っている皆さんに、是非読んでいただきたいと思う本を1冊あげて下さい』・・・
そして、即、戻ってきたのが、
山田宗樹作 『人は、永遠に輝く星にはなれない』(小学館)という小説でした
総合病院の医療ソーシャルワーカーを主人公にして、彼女とさまざまな患者、そして家族との人間模様を描いた小説。
医療ソーシャルワーカーとは「医療を必要とする人がかかえる経済的、心理的、社会的問題や、社会復帰などについて、福祉的なアプローチから援助・協力する専門職。通称MSW(Medical Social Worker)」(Yahoo!辞書より、トクヒサ先生が一部改編)とされています。
具体的には、入院費などお金に関する相談に乗ったり、患者さまの退院後の生活環境の整備をお手伝いしたり…といったところでしょうか・・・
山口県の大きな病院には、ほとんどMSWさんがいらっしゃいます
きっと多くのMSWさんが、この本を読まれていることでしょう
では、ここでちょっとだけ内容を覗いてみましょう
・・・「猪口千夏は、総合病院である古賀病院の医療相談室をひとりで切り盛りしている。そこは、クライアントが自分や家族の病や生活を少しでもよくしようと、さまざまな相談事を持ちかけてくるのだった。
 頸髄を損傷し、自暴自棄からリハビリを拒否し続ける男性入院患者。ネフローゼの幼い息子の医療費免除が、なぜできないのかを訴える母親。半身不随の夫の退院を自宅に迎えることに反対する裕福な妻。突然のガン宣告を受けて、突然訪問してきた独身のキャリアウーマン・・・。
 そして意識障害を起こし、錯乱状態になって入院してきた87歳の西原寛治が、新たなクライアントとしてやってきた。千夏の尽力で、寛治は太平洋戦争のコタバル上陸作戦で共に戦った、宮地と会うことになったが……。
 女性医療ソーシャルワーカーと彼女の下を訪れるさまざまなクライアントの姿を通じて、最期まで確かに在るはずの人間の尊厳を鮮烈に描いた長編小説」・・・以上、小学館ホームページより
ネット上のレビューでは、「MSWという仕事を、この小説を通じて初めて知った」などの声がありますよ
さあ、読みたくなったでしょ~
なお、病院で社会福祉士取得のための実習が認められるようになったのは、2006(平成18)年度からと、比較的浅い歴史なんです。
ただでさえお忙しい中(他の社会福祉士さんがお暇だといっているわけではありません)、実習をお引き受けくださるのは、本当に頭の下がる思いです。
最後に・・・
「誰も、永遠に輝く星にはなれない。わたしたちに許されているのは、消滅点に達するその瞬間まで、精いっぱい身を焦がし、光を放ち続けること」 
こんな気候の良い時です
是非、本を1冊、手に取ってみて下さい