頑張れ！社会人　　頑張れ！一人暮らし・・・

2012.07.08
お知らせ

こんにちは。　校長の石橋です
当校には社会人の学生もおりますし、一人暮らしをしている学生もいます。
昼間は学生、夜は主婦であり、母親であり、妻であり・・・と一人で何役もこなすバイタリティ
頭が下がります・・・
　
さて、私自身も仕事が終わると、一家の主婦としての役割が待っています。とりわけ、お腹をすかして待っている家族に（自分自身のためにでもありますが・・・）、できるだけ早く夕食を作らなければなりません
・・・・・ずいぶん前の話になりますが、
私が帰宅しようとした時、玄関で出会った一人暮らしをしている学生から教えてもらったレシピ
・・・今でも健在です
「お金がない時ホントに便利！　私は一人暮らしなので、お豆腐半丁をボールに入れて、そこへツナ（安いものでよい）を混ぜ、丸めて油で揚げるだけ～」
　　　
　　　　　　　　
　　　　（イメージ画像・・きっとこんな感じになる・・・はず！！）
お、お、美味しそう
・・・なんだかすぐ出来そうな気がして、帰って早速作りました
ところが・・・大変　　　　　・・・具材が固まらない　
それでも何とかスプーンですくって揚げようとしたら、油が猛烈に跳ねて、大やけどしそうに・・・
その日の夕食は悲惨でした・・・
翌日、たまたままたその学生と出会い、昨日の様子を話すと・・・
「先生、お豆腐は軽くゆでて水分を飛ばさなきゃ。これ常識！　ツナははじく・・・これも常識ですよ！！」
・・・何年主婦をやってきたのでしょう・・・反省です・・・
その後は、卵や小麦粉を加えて具をつなぐこと、ニンジンやインゲンなどをいれて栄養バランスを良くすること、また見た目・色合いも美しくなること、生姜醤油をつけると味が増すこと、などなど学習しました
・・・あの学生は、今
某病院の看護主任になっています
・・・あの時はどうもありがとう。　・・・あの料理は、今も私の得意メニューです
初めて一人暮らしをする学生が時々つぶやいています。
「あ～、親のありがたみがよく分かる～」・・・と。
一人暮らしをして社会経験を積むことで、人間として成長してるんですよ
私のように、最初は油をキッチン中にまき散らすことがあっても、そのうち自慢料理が作れるようになるのと同じです。
頑張れ