ＩＣＬＳ☆

2012.08.21
お知らせ

こんにちは
「暑い、暑い」と言いながら、ふと気が付けば８月も終盤です。
高校生の皆さんは、もう少し夏休みですよね～
しかし、電車にはたくさんの高校生さんが乗っています
部活動？　それとも課外勉強？
いずれにしても、卒業学年の皆さんが進路を決定する重要な時期となりました
さて、本日は、当校の特色のご紹介です
当校の教育方針の一つは、「できるだけ早く現場(病院や施設)に適応できるように、技術教育に力をいれていること」です。
特に看護学科では、希望に燃えて入学した学生が、卒業後、現場に適応できなくなり早期離職をするということがないようにすることを目標にしています。
厚生労働省が、早期離職を防止するための要件の一つに、「学生時代に習得すべき技術」というものを示していまが、自分自身の現場経験から、患者様の突然の急変に、何もできない・・それがつらくて退職するという若い看護師にたびたび遭遇しました。
そこで、当校では、離職防止の観点からも学生のうちから「ＩＣＬＳ」インストラクターの資格取得を目指すことができるようにしています。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　（専用機材が導入され、教員が説明を受けました）
　　　　　　　　　　　　※本機材は、サマーオープンキャンパス時にも使用しました！
　　　　　　　　　　　　
「ＩＣＬＳ」とは、Immediate Cardiac Life Support の略で、日本救急医学会が認定します。
その内容は、突然の心臓機能の停止に対する最初の10分間のチーム（医師や看護師等）で蘇生を習得するための二次救命処置コースです。
主な研修内容は、ＢＬＳ（一次救命処置）、気道管理、モニター、電気ショック、静脈路確保（静脈に点滴を行えるようにする）について最低限必要な知識を理解します。
これに、インストラクターやインストラクターサポーターの資格を持つ教員が当たります。
この資格取得は、どこでも役に立ちますが、特に救急医療を行っている病院では絶対有利な資格です。
入学された皆さんが、看護師として息長く活躍していけるよう、当校では必要なこと考え、実施しています