10月11日は戴帽式

2013.10.08
お知らせ

10月11日（金）に
看護学科[emoji:e-180]年生の戴帽式が挙行されます。

ナースキャップは病院[emoji:v-100]でほとんど使用されないのに
何故、今さら戴帽式をするのだと思われる方も多いと思います。
しかし、当校では、戴帽式を重要な式典ととらえて準備を進めています。
何故なら、「ナースキャップ」は、看護師を象徴するものとして抽象化されたものであり、
そのキャップを教員が学生一人一人に戴帽するという行為は、
看護を目指すものの意思を明確にするものであり、
看護職にのみ許される誇り高い通行証だと教員各自が認識しているからです。

昨年度の戴帽式の様子
　この日の感動を一生忘れられない思い出にしていくために、
教員は様々な工夫を凝らします。
決して華美ではなく、ひたすら荘厳な式典に演出する
というのはなかなか難しいものです。
　式典の中で「ナイチンゲール誓詞」を全員が唱和しますが、
一時これについて論議された時代もありました。
しかし、じっくり読んでみると現代医療において、
他者との協働、倫理的行為、自己研鑽など今も欠くことのできない内容で構成されています。
学生たちは、一文一文をしっかり理解しながら、この言葉を記憶していきます。
実際の式典で受ける感動は、学生一人一人の心に深く刻み込まれることでしょう。