YIC看護福祉専門学校

2010.07.06
お知らせ

今回は、本校で介護福祉士を目指している学生の授業内容についてお伝えします。
スポーツには、“ 心・技・体 ”の『三位一体』がありますが、介護には“3つのH”が大切とされています。
１つ目は「Heart＝心・あたたかい心」です。
相手にそっと寄り添い、相手の気持ちがあたたまる介護が求められます。
２つ目は「Head＝頭・冷静な判断」です。
相手の状況によって、的確な対応が出来る為には、いろいろな知識が必要です。
３つ目は「Hand＝手・介護技術」です。
相手が安全で安楽な生活を送って頂く為に、専門的な技法を元に、相手の個別性に応じた介護技術を実施します。
その中でも今回は、「Hand=手・介護技術」の紹介をさせて頂きます。

この写真は、ベッド上で仰向けになっていらっしゃる方を、介護する側に向きを変えていらっしゃる状況です。
私たちは、力を発揮する場合、“(体を）押す”や“（体を）引き寄せる”1つとっても、相手がどのタイミングでこちらの支援が必要とされるのか。もしくは必要でないか。
相手の「自分が行えている気持ちに到達できる」と思って頂く為に、どのような介護技術が必要になるか。
この科目では、学生ひとりひとりに介護を受けられる側や支援する側を体験し、『状況に応じて考えられる専門職』を育成しています。
オープンキャンパスに足を運んで頂けると、介護における模擬授業も実施しています。経験豊富な教員が対応
致しますので、介護に興味のある方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。