紅葉　～看護学科～

2012.11.04
お知らせ

こんにちは
今日は風もなく、気持ちの良い天気です。きっとあちこちで紅葉狩りがされていることでしょう
・・・何故秋になると葉が美しく紅葉するのか？　　　父に尋ねたことがあります。
父は「それはね、今まで頑張った葉っぱたちを、美しく着飾らせて土に返すためだよ。
土に返った葉は、ありがとうと言いながら木の根っこに積り、木のお布団になるんだ。
裸になってしまた木は、葉っぱたちがお布団になってくれているから、
どんなに雪が降ってもがんばれるんだ。
そして春が来るとまた、新しい葉や茎を作るんだよ」
・・・父の語ったこの美しい輪年の世界　に、子供のころすっかり魅了された記憶があります。
実際には、植物は葉を落とすための準備を始めます。
葉柄の付け根にコルク質の離層という組織がつくられ、物質の行き来はここで妨げられます。
そのため葉の中の物質は茎に移動できなくなり、光合成で生産された糖は葉に留まることになります。
紅葉する葉では、この糖から赤い色素アントシアニンができるので赤くなるのです。
葉はやがて、離層のところで切り離されて落葉します・・・と本には書いてありますが・・・
しかし、理屈よりも父の語った世界の方が心に残り、秋を深く受け止めることができます
　
・・・そんなこんなで、秋も深まって山一面が紅葉するころ・・・
看護学科の３年生の顔はだんだん青ざめてきています
国家試験の学習の為、なりふり構わずの世界に突入するからです
そんな３年生の様子を見て、１・２年生も危機感を高めているのでしょう。
授業や演習での質問がとても増えてきたと、いろいろの先生方からお話を聞きます。
全国の国家試験前の皆さん、体調管理を十分されて頑張ってくださいね
「一人じゃない」・・・　　　　みんな頑張っています
そしてぜひみんなで合格しましょう