2024.10.28
専門学校YICリハビリテーション大学校についてはこちら。
本校は地域貢献事業に力を入れています。
長年、宇部市(行政)と連携しながら事業を展開したご縁で、
先日、本校作業療法学科、渡辺教員と石丸教員に講師依頼がありました。
男性高齢者を対象とした事業で、
事業を高校と見立て、体育・図工等といった授業を3ヶ月間7回のプログラムで実施しました。
今回、両教員は「学級活動」という授業を担当し、参加者のこれからの目標設定のサポートをしました。
まず渡辺教員から、生きがい、目標に関する講義を実施し、その後、各参加者が個々にワークシートに記入していきました。
役割、長所・強み、興味関心という視点で自身を振り返り、
今後の目標設定につなげます。
両教員や宇部市の職員も輪に入り、参加者の人生(物語)エピソードを聞きます。
「孫のために米粉のお菓子を作る!、英語を教える!」
「写真コンテストに応募する!撮影のための脚力をつけるために散歩する!」
「妻のために料理を一品作る!」
「ボウリングで160を出す!」
といった目標を設定し、それを皆の前で発表しました。
中には涙ぐまれながら発表される方もいらっしゃいました。
参加者一人ひとりの物語を聞けて感動し、
こういった「感動」のきっかけを創出するのも
作業療法士の役割であると再認識することができました!
発表後は石丸教員から記念品を贈呈!
本校の大きな特色(強み)は、このような地域貢献活動を積極的に行っていることです。
宇部市(行政)との協力関係も築けていると自負しており、本校または教員個人に講座の依頼が多くあります。
また、学生も授業の一環で地域の高齢者と交流する機会を得られています。
「YIC」とは地域に根差した教育機関を意味します。
学校名通りの活動を本校の教員は実践しており、それを本校の強みと捉えています。
宣伝になりますが、10月20日に山口県作業療法学会が周南市で開催され、
渡辺教員が学会企画でシンポジストとして登壇します。
主にはこの宇部二高の報告をします。乞うご期待!!!
今後もこのような教員の活動報告をしていきますね!
※写真掲載は本人、宇部市より許可を頂いております。